
「息子の努力が家族みんなの意識を変えた」
Sさん 小学6年生 (2才11ヶ月入会 自閉傾向)
...[ 3「親として学んだことは学習の大切さ」 ]より続き
先生方は既に保育園を2回見学されていて、指示が通りにくいこと、手先の不器用さ、団体行動の様子、注意されたことを繰り返してしまうこと、文脈が不明確なことによる会話力の低さ、独り言などをすでに認識されていました
学校との連携のチャンス
しかし、保育園の先生が少しフォロ-すると息子は周りの様子を見ながら行動できていること、飽きてきて少し席は離れたけど教室からは出なかったこと、何より折り紙でおひな様を作る工作をしていた時、息子自身もできないことを先生に助けを求めている様子や、隣の女の子が非常にわかりやすい言葉で教えてくれていたことに、小学校の支援員の先生は、今までの自分の指示の出し方について考えさせられるほど感動したとのことでした
私は「このタイミングだ!」と思い、エルベテークから助言のあった『指導上ご配慮いただきたいことについて』というレポートを出し、息子の現在できること、苦手なこと、配慮していただきたいことを説明しました。学校側は「K 君に課題はありますが、担任のフォロ-や友達の協力を得て成長を見守っていきましょう。また、定期的に支援体制を組み情報交換をしていきましょう」と言われ特別支援学級や通級などの話にはならず、普通学級での入学となりました。
私は校門を出るとようやく緊張も解け、すぐエルベテークに報告をしました。昨年までランドセル売り場を通ると就学の不安で涙ぐんでいたことを思い出しました。保育園生活の端々にエルベテークでの学習の効果や、学校との関係の築き方をご指導いただいたおかげだと思っております。
後でわかりましたが、情報交換として年に2回ほど学校に出向き、担任、市の支援員(校長先生を退職された男性)、学校の支援員、教頭先生の5名で面談を行いました。3年生からは担任と市の支援員の3名で行っています。市の支援員はずっと同じ方で、1年生の担任のあたりがきつい時に息子の良さを面談時に学校側に伝えてくださり、クラス替えの助言、息子の成長を理解と学校との共有、中学生に向けた助言をいただいています。
入学してから気をつけたこと
入学すると担任の先生にご挨拶と『指導上ご配慮いただきたいこと』を手渡しました。それから間もなく担任の先生から「何度言ってもカギをしめる」「何度言ってもすぐ水道を出したがる」など学校での様子を連絡帳にこと細かく報告を受けるようになりました。そのたびにまずは謝罪と、丁寧に繰り返しご指導いただいていることへの感謝の気持ちを表し、学校に登校する前に必ず本人と一緒に復唱し、それぞれの禁止を表すカードを作り貼ってもらうなどしました。
